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『柿二つ』 高浜虚子 [古書籍]

冬眠中につき・・、過去記事を再アップいたしました。
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高濱虚子の小説、『柿二つ』です。大正4年、新橋堂より刊行されました。
見開きに、『我が輩~』でお馴染みの中山不折による子規の挿絵があります。構図は例の左横顔。

「序」の章で著者が述べているとおり、小説、とも言えるし伝記、とも言える内容です。読者にとっては(しかも後世の人間にとっては)どちらでも構わないのですが、子規居士が亡くなり未だ関係者が多く係わっている中でこういう物語を発表するのには、著者にとってはいろいろと考えるところがあったのでしょう。それで、結果「序(定義説明)」付きの「小説」という形になったのだと思います。

どうでも良いような事ですが、たとえば「私」にちゃんと「あし」とルビが振ってあったり、そういう細かい心遣いが素敵だと思います。師であり同士であった子規に対する、キヨシさんの思慕の念を感じます。
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