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田山花袋 『生』 [古書籍]

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田山花袋の『生』 明治41年、易風社。
表紙の装画は石井柏亭。本文中に、平福百穂・橋本邦助らが挿絵を描いています。
豪華。なんですが、話の内容が内容だけに、挿絵も暗い。暗いというか、ドロドロしている。
ですが、この表紙は好きです。えだまめ(大豆)ですね。色合いが上品。タイトルロゴもアールヌーボー的で素敵だと思います。

田山花袋は、好きな作家の1人です。
若い頃は、日本の作家では永井荷風とか泉鏡花が好きで花袋は「なんか地味だな・・しかも身内バナシばかりでつまらん。」と思っていたのですが、『東京の三十年』という花袋の自伝随筆を読んでから俄然彼に好感を持つようになりました。
『東京の三十年』には、いろんな事が書いてあります。
中庸な才能を持つ人間の苦悩。天才に触れたときの憧れと屈辱。カネ。友情。親友の死。そんなこんなが実に正直に綴られており、私には、人間としての田山花袋が非常に魅力的に映ります。
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ジョウビタキ

>まるまる さん、いつもありがとうございます!
by ジョウビタキ (2009-06-25 10:44) 

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