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みごとな翻訳 [古書籍]

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『人肉質入裁判』。何の本だか初見では分かりません。私もかなり悩みました。
翻訳は明治期、英文学の翻訳者としてはトップ・オブ・トップ、井上勤。他にも、ベルヌの『月世界旅行』や『ロビンソン漂流記』『ガリバー旅行記』なんかの翻訳を手がけています。ちなみに『ロビンソン漂流記』は『魯敏孫漂流記』、『ガリバー旅行記』は『大人国』という邦題。

閑話休題。『人肉質入裁判』は、ウィリアム・シェイクスピアの『ヴェニスの商人』の邦題。
内容を知っていればあぁ、って思いますが、読んだことない人にとっては「??」。
明治期の文学者達は、憧れの西洋の言葉を自分たちの言語で表現しようとあーでもないこーでもないと頭をひねって翻訳語を積み上げていったのだと思います。『人肉質入裁判』、良い邦題。きっと井上氏、この邦題を思いついたときは「してやったり!」みたいな感じだったのではないでしょうか。
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コメント 1

ジョウビタキ

>masaking さん、e-g-g さん、c_yuhki さん、まるまる さん、nice! ありがとうございました!
by ジョウビタキ (2011-02-13 16:42) 

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