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藤島武二とアールヌーヴォー [古書籍]

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最近図書館で借りて読んで面白かった本。
『画文共鳴―「みだれ髪」から「月に吠える」へ』 木股知史 著。岩波書店より、2008年。

前半は藤島武二と雑誌『明星』の関わりについて、ミュシャやボッティチェリの画を引用しながら論じる。後半は、萩原朔太郎と恩地孝四郎を中心に、詩作と装画の今風に言うところのコラボレイションについて。
「パクり」扱いを受けてそれほど高く評価されない感がある(夢二なんかと比べるとその扱いの差は甚だしい)藤島武二ですが、私は好きです。夢二も好きですよ?でも藤島の画にあらわれる女性の理想主義的な美しさは、とても素敵だなあと思います。夢二の描く女性はもっと、現実的というか、触れなば落ちん、というような印象があります。それはそれで夢二の魅力でもあるんですが。

資料集め、大変だっただろうなあ・・。と思いながらとても楽しんで読みました。

画像は、一番上が『画文共鳴』の表紙にも使われている藤島武二の挿絵。出典は『みだれ髪』 鳳晶子、東京新詩社より、明治34年。
下は、同じく『みだれ髪』より、藤島武二による夕涼みする女の画。夕涼みという艶っぽいモチーフを取り上げながらも気高い感じが藤島の真骨頂だと思います。
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